2012年5月6日日曜日

[Selenium 2]マウスホバーの実現方法

いい加減にSelenium2ネタを消化してきます。
今回はマウスホバーの実現方法です。ただ最初に断っておきますけど、ページの作りか何かの影響を受けているのか、ページによっては全くマウスホバーイベントが発生しない場合がありました。もし100%確実に成功させる方法をご存じの方がいましたらご教示ください!

試した環境

  • ブラウザ:Firefox 9
  • JDK 6
  • Selenium 2.18
  • Windows 7 64bit
SeleniumとFirefoxのバージョンはちょっと古めとなっていますが、多分バージョン11とかでも大丈夫だと思います。
このエントリ書く当たって自宅PC環境で試してみたんですけど、現時点のSelenium最新バージョン2.21はFirefox12に対応していないようで動かず…

Actionsオブジェクト使用する方法(ただし非推奨)

Actions#moveToElementで実現できます。できるんですけど…

これだとマウスホバーがキープされません。よって「マウスホバーで動的に表示されたメニューをクリック」したい場合、以下のコードではダメです。

正しくは以下のコードです。ホバーとクリックを間髪入れずに連続実行しています。

「正しくは」といったものの、上記はただ連続実行しているだけで結局ホバーキープはできていないので、厳密には正解ではありません。実際、ホバー後のクリックが間に合わずにエラーとなってしまったケースが多々ありました。
補足
もしかしたらActions#clickAndHold()使えばいいかもしれん(厳密にはマウスホバーではないけど)。けど前述の通り自宅環境だとSeleniumが動かないので試せない。

ホバーキープしたい場合はDefaultSeleniumかますのが確実

以下の方法だとホバーキープされました。

ただし、冒頭でも述べましたが、これだとそもそもマウスホバーイベントが全く発生しないケースが少ないですがありました。
あと、z-indexが正しく解釈されないのか、動的表示したメニューをクリックしたとき、メニューではなくその奥にある要素がクリックされてしまうということも。

何かSelenium WebDriverってまだまだバグが多いな…何か忘れたけどびっくりするようなデグレが発生してた事もあったような。

参考

2012年5月5日土曜日

[MySQL]レプリケーション環境構築手順 for メモリかつかつ人 vol2~本題のレプリケーション設定

黄金の日々を皆様いかがお過ごしでしょうか。
私としましては、いろいろと出費が嵩むことがありまして、2年連続で家計は火の鳥となっておりますが故、「ちょっと長めないつもの週末」を謳歌しております。ていうか結婚した輩ってホント付き合ってくれなくなりますね!

さて、「レプリケーション環境構築手順」とかほざいておきながら、レプリケーションのレの字も無かった前回の続きです。Google Analyticsで検索ワード確認してみたら「MySQL レプリケーション」といったワードが幾つか見つかり、非常に心苦しい限りです詐欺師です…

というわけで今回のテーマは「脱・詐欺師」、要するに「タイトルに即した内容を書く」です。
ちなみに人から時々「話が長い」と言われます。

試した環境

  • CentOS 5.6(64bit), 6.2
  • MySQL 5.1.61

マスター

my.cnf設定
最低限、サーバーIDとバイナリログ名を設定。サーバーIDは他のサーバーとかぶらない値に。
[mysqld]
server-id=1
log-bin=mysql-bin
# dataディレクトリ以外に作成したけりゃ以下のように絶対パスで指定
# log-bin=/var/lib/binlog/mysql-bin
設定したら再起動。
レプリケーション専用ユーザー作成

マスターデータのスナップショットを作成
レプリケーションを開始するに当たって、当然マスタとスレーブのデータを同一にしておく必要がある。

まず、設定作業中にマスターデータが更新されてしまわないよう、書き込みロックをかける。
mysql> FLUSH TABLES WITH READ LOCK;

そしてマスターデータのスナップショットを作成。データフォルダをアーカイブしてしまえ。
# cd /var/lib/mysql/
# tar cpf /tmp/master_snapshot.tar .
バイナリログのPositionをメモ
「スレーブが起動した際、バイナリログの読み込み開始位置」を表す。
mysql> SHOW MASTER STATUS;
+------------------+----------+--------------+------------------+
| File             | Position | Binlog_Do_DB | Binlog_Ignore_DB |
+------------------+----------+--------------+------------------+
| mysql-bin.000001 |      106 |              |                  |
+------------------+----------+--------------+------------------+
書き込みロック解除
バイナリログのPositionさえメモしてしまえば、スレーブの設定完了前にいくら更新かかろうが恐くない。
mysql> UNLOCK TABLES;

スレーブ

マスターデータを展開
展開前にスレーブ停止するのをお忘れ無く。
もしマスターでバイナリログなどをデータフォルダ配下に出力していた場合は、スレーブ側では当然不要なので削除しちゃってください。
# /etc/init.d/mysqld_slave stop
# cd /usr/local/mysql/var
# rm -rf *
# tar xpf /tmp/master_snapshot.tar -C /usr/local/mysql/var/
# rm msyql-bin.00000X mysql-bin.index
my.cnf設定
最低限サーバーIDを設定。
[mysqld]
server-id=2

# スレーブのバイナリログやリレーログの名称やパスを指定したけりゃ以下のように
# log-bin=/usr/local/mysql/mysql-bin
# relay-log=/usr/local/mysql/mysql-relay-bin
# relay-log-index=/usr/local/mysql/mysql-relay-bin
マスター情報セット
ここでの肝は「MASTER_LOG_FILE」と「MASTER_LOG_POS」です。メモした値を設定してください。
mysql> CHANGE MASTER TO
-> MASTER_HOST='localhost'
-> , MASTER_PORT=3306
-> , MASTER_USER='repl'
-> , MASTER_PASSWORD='password'
-> , MASTER_LOG_FILE='mysql-bin.000001'
-> , MASTER_LOG_POS=106;
mysql> START SLAVE;
起動!
mysql> START SLAVE;
動作確認
「Slave_IO_Running」「Slave_SQL_Running」が「Yes」で、「Last_IO_Error」が空ならOKです。
mysql> SHOW SLAVE STATUS\G;
*************************** 1. row ***************************
Slave_IO_State: Waiting for master to send event
Master_Host: 192.168.XX.XX
Master_User: repl
Master_Port: 3306
Connect_Retry: 60
Master_Log_File: mysql-bin.000001
Read_Master_Log_Pos: 257
Relay_Log_File: virtualbox-relay-bin.000002
Relay_Log_Pos: 402
Relay_Master_Log_File: mysql-bin.000001
Slave_IO_Running: Yes
Slave_SQL_Running: Yes
…

それでは良きレプリケーションライフを!

参考

2012年4月8日日曜日

[MySQL]レプリケーション環境構築手順 for メモリかつかつ人 vol1~1サーバーにMySQL2つインストール

簡単お手軽なMySQLレプリケーション。一昔前だと、環境作って動作確認するのにハードウェアが最低2台は必要だったのでしょうが、現代はというと…いや~仮想マシンって本当にいいもんですね。ハード1台でも、独立したサーバー環境を複数作成できちゃいます。

ただ、仮想マシンは当然それなりにメモリを食います。そして、いくらメモリ激安な現代と言えど、かつかつな環境で日夜スワッピングと戦いながら仕事をしているプログラマはきっと存在する筈。ちなみに僕も前の会社ではこんな感じで、転職してからこんなんだったのが、現在は何と12Gというデラインコグニタですよ。

というわけで、そんな戦うプログラマの方々のために、1つのサーバー環境でレプリケーション環境を構築する手順を捧げます。つっても、+αの作業は、1台のサーバーにMySQLを複数インストールってことだけですけど。仮想環境を複数起動する余裕があり、レプリケーション環境構築手順だけ知りたい方は、このエントリ読み飛ばしてこちらを参照ください。
尚、実運用においてはマスターとスレーブを別々の箱に置くべきであることは言うまでもありません。

試した環境

  • CentOS 5.6(64bit), 6.2
  • MySQL 5.1.61

1.MySQLインストール(マスター用)

yumでさくっと入れちゃいましょう。2行目移行のセキュア設定と自動起動設定はお好みで。
# yum -y install mysql-server
# /etc/init.d/mysqld start
# mysql_secure_installation
# /sbin/chkconfig mysqld on

2.MySQLインストール(スレーブ用)

こっちはソースからインストールします。
事前準備
コンパイラをインストール。バージョン5.1移行の場合は、2行目も必要。makeが入ってない場合はインストールしてください。
# yum install gcc gcc-c++
# yum install ncurses-devel
# yum install make
ソースダウンロード
以下のページから入手できるので、wgetかブラウザでダウンロード。

# wget http://downloads.mysql.com/archives/mysql-5.1/mysql-5.1.61.tar.gz
コンパイル&インストール
以下の例では「/usr/local/mysql」にインストールします。
ポート番号はマスターや既存サービスと被らないものを指定するように。
あとInnoDB有効とするconfigureオプションは、バージョン5.1では
「--with-plugins=innobase」
です(「--with-innodb」ではない。「./configure --help」で調べてみ。)。
$ tar xvzf mysql-5.1.61.tar.gz
$ cd mysql-5.1.61
$ ./configure --with-charset=utf8 --with-extra-charsets=all --with-mysqld-user=mysql --prefix=/usr/local/mysql --with-tcp-port=53306 --with-unix-socket-path=/usr/local/mysql/var/mysql.sock --with-plugins=innobase
$ make
# make install
# chown -R mysql:mysql /usr/local/mysql/
DB初期化
# {ソースディレクトリ}/scripts/mysql_install_db --basedir=/usr/local/mysql --datadir=/usr/local/mysql/var --user=mysql
my.cnf作成
一例。配置場所はbasedirかdatadirに。まあbasedirが一般的だろうか。
# vim /usr/local/mysql/my.cnf
[mysqld]
port=53306
basedir=/usr/local/mysql
datadir=/usr/local/mysql/var
default-character-set=utf8

[mysql.server]
user=mysql
basedir=/usr/local/mysql

[mysqld_safe]
socket=/usr/local/mysql/var/mysql.sock
log-error=/var/log/mysqld_slave.log
pid-file=/var/run/mysqld/mysqld_slave.pid

[client]
default-character-set=utf8

[mysqldump]
default-character-set=utf8

[mysql]
default-character-set=utf8
起動スクリプトコピー
インストールディレクトリ配下にある「mysql.server」をリネームコピーし、ルートディレクトリのパスなどを追記。
# cp /usr/local/mysql/share/mysql/mysql.server /etc/init.d/mysqld_slave
# chmod 755 /etc/init.d/mysqld_slave
# vim /etc/init.d/mysqld_slave
basedir=/usr/local/mysql
datadir=/usr/local/mysql/var
pid_file=/var/run/mysqld/mysqld_slave.pid
起動確認と自動起動設定
# /etc/init.d/mysqld_slave start
# /usr/local/mysql/bin/mysql -u root
# /sbin/chkconfig --add mysqld_slave
# /sbin/chkconfig mysqld_slave on
# /sbin/chkconfig --list | grep mysql

記事ボリュームが結構でかくなったので

肝心のレプリケーション設定は次回に持ち越します。
録画しといたIPPONグランプリも早く観たいし。