VistaでTracLightningをサービスとしてインストールするには
TracLightningをサービスとしてインストールするには、スタートメニューの「サービスのインストール」を実行すればよい…のだが、Vistaだとエラーが発生した。詳しく調べる気にもならんが、原因は十中八九、一般ユーザーには悪名高いUAC(ユーザーアカウント制御)によるものだろう(※1)。
よって、管理者として実行してみる。「サービスのインストール」で実行されるのは「[TracLightningルート]/bin」フォルダ直下の「install-service.bat」なので、これを右クリック→「管理者として実行」(※2)。続いてUACのダイアログが表示されるので迷わず「続行」…結果はうまくいった模様。
サービスのアンインストールも同様で、「uninstall-service.bat」を管理者として実行すればよい。
ちなみに、上記画像のコマンドからお分かりだと思うが、サービスの実体は「httpd.exe」つまりApacheです。
ビルトインアカウント「admin」を削除すると、プロジェクト追加時の手間が増える
…ここでのお話、ちょっと記憶が曖昧&メモ取り忘れのため、間違っているかもしれません…僕がTracLightningを使い始めるに当たって、以下の記事を参考にさせていただいた。
この記事のユーザー設定の節にて、
「管理者ユーザーを作成したら、admin/leader/guestアカウントは速やかに削除しましょう」
と述べられていたので、この通りに行った。
そしてある日、「create-project.bat」を実行して新規プロジェクトを作成。設定を行うため、作成した管理者ユーザーでログインを試みる。上記記事でも述べられているが「Trac Lightningのユーザーはプロジェクト共有」なので、問題無くログインできる筈…OK、問題無い。しかし、「管理」メニューが表示されない!。
どうも、自分で追加したユーザーの場合、新規プロジェクトではパーミッション設定が初期化されてしまう模様。ビルトインアカウントの場合はそのような事は無く、新規プロジェクトでも「admin」は名に違わず管理者権限を有しているのだが、上記の例では記事に従って削除してしまっていた。
以上より、管理者不在の状態に…嗚呼、設定ができない…
と、GUIどっぷり野郎の嘆きはここまでにして、この時は確かコマンドプロンプトでTRAC_ADMIN権限を付与して解決したような…
trac-admin [プロジェクトルートのパス] permission add [ユーザー名] TRAC_ADMIN
と言うわけで、adminアカウントを削除してしまうとこのような手間が発生してしまいましたと。
もちろん、セキュリティの観点では削除すべきであることは言うまでもありません。
添付ファイル最大サイズの設定
trac.iniで設定可能。確か再起動しなくても適用された。[attachment]
max_size = 2000000
Wikiのファイル添付時Internal Error
に何度か遭遇したのだが、どうもファイル名(orフルパス?)にスペースや全角文字が混じっていると発生しうる模様。*
※1
ちなみに僕はマルウェアビビりなので、セキュリティを強化してくれるUACに対して嫌悪感は無い。
※2
管理者権限で実行する設定は、ファイルのプロパティの「互換性」タブ下部「特権レベル」セクションで設定できるのだが、バッチファイルの場合はグレーアウトしており設定できない。セキュリティ的な問題を考慮したVistaの仕様か?
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