2011年5月3日火曜日

おもくそクエストⅥ 幻の第一志望

新年度明けましておめでとうございます。つっても既に、堪え性のない新入社員が辞める時期である5月ですが。

さて今回は、以前からお伝えしています転職活動記録の続きです。もういい加減にそろそろ書いておかないと、記憶が完全に揮発してしまいそうだ。黄金週間のこのチャンスを逃すと、前回エントリの結びの「また4ヶ月後にお会いしましょう」が現実のものとなりかねない。

2010年11月 第1週 ~ 転職エージェントとの邂逅と希望の光

さて、どう進めていこうか。最近の進め方といえば、大半が以下のどちらかor併用でしょう。
  • 求人情報サイト(リクナビNEXTなど)で自分で探して(orスカウトされて)自分で応募
  • 転職エージェントから紹介してもらう
転職エージェントの場合、非公開求人紹介してくれたり、アドバイス・サポートが受けられたりという恩恵に与れる。けど、企業側からしたらエージェント経由だと手数料払わなくちゃいけないから通常応募の方が有利だとかいう声がある。また、クソなコンサルに当たるとノルマ達成の出汁にされる可能性もあるとか。

僕はとりあえず2社のエージェントに登録し(1社に絞って前述したような『クソなコンサル』に当たったら堪らんので)、並行して転職サイトの情報も追い…というつもりだったが、活動開始してすぐにエージェント一本の路線に変更した。というのは、エージェントから紹介されるお仕事の数だけでもうお腹一杯に…。計40社くらい紹介されたっけな。以前述べた通り、希望はWeb業界で、Web業界と言えばLAMP。それの実務経験が全く無い僕は、応募できる所あるのだろうかと不安で仕方がなかったのだが、蓋を開けたらあら意外、別にPHPやRubyでなくとも「Webアプリケーションの開発経験」が2・3年あればOKという会社が結構多かった。何だ、結構望みはあるんじゃないのか。

最終的に、紹介された中から21社をチョイスし、書類選考に応募。多すぎじゃね?と思ったが、書類選考通過率は大体3割程度だそうなので、これくらいが妥当だそうな。

2010年11月 第2週 ~ 一次面接、襲来。

第1週の段階で、書類選考の結果がいくつか返ってきた。さすがWeb業界、動きが速い。
ちなみに書類選考通過したのは最終的に11社、通過率は5割を超えた。平均以上というのはちょっと嬉しい。

この週の前半は、応募企業の運営サービス(+競合サービス)の研究や、エージェントとの面接対策など、ウォーミングアップを入念に行い、後半に3社の一次面接を受けた。その内の1社は、一次面接完了後2時間もしないで通過の連絡があり、早くも最終面接セッティング。その会社はたくさんのサービスを運営しており、マッシュアップアワードにAPI提供しており、開発合宿を行っているという(その上、Web業界では珍しく残業時間が少なくて有給消化率が高いとか)。面接での印象も良かったし、2chとか検索しても黒い噂は出て来ない。もし最終面接通過したら、もうここに決めてしまおうという心境に。

ちなみにこの週の面接は全て通過!自分で言うのも何だが、俺、面接は結構得意みたい。
何だ、転職活動、意外とイケるんじゃね?


転職活動開始前の不安は何だったんだと思わせるような順調な滑り出し。しかも開始早々、良さ気な会社に出会った。それからというもの、多大な時間を費やしてその会社の運営サービスを研究して改善案・企画案などを練った。そして前述の通り、他の会社の面接も負け無し。マジでこのまま決まってしまうんじゃないかという勢いを我ながら感じていた。というか、「やれやれ、2週間で終わりか」など、既に決まったていで妄想を繰り広げまくっていた。しかし現実はそう甘くはないね…(つづく)

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