「味噌カツとかひつまぶしとか、名物の美味しいお店教えて!」
と言う。僕は決まって
「食ったことないから知らん!」
と言う。
名古屋出身者が全員それらを食していると思うなよ!広島出身者は全員カープファンですか!?
ちなみに僕が名古屋にいたのは高校時代、つまり毛が生えているという点以外はまだまだガキの時代。「今日の晩飯、味噌カツ食いに行こうぜ!」なんて大人の発想など出来るはずもない。ていうか金が無い。味噌カツ1回食うよりも、『寿がきや(※1)』や『汽笛亭』(※2)に3回行く方を選ぶ時代。いや、時代のせいじゃない。そもそも食に対するこだわりが無かった。去年、前の会社を辞めるまでは…
…何か意味深な書き方になってしまったが、何てことはない、昨年秋頃から「美味いもの食っていこう」と決心したというだけの話。無職期間ということで当然無収入なので自炊をよく行ったのだが、そこで自分の料理の不味いこと不味いこと。無職だから睡眠は十分取れてるのに、食欲どんどん減退したっつーの。もう少し時間・手間・コストをかければ美味しくなるのだろうけど、それなら外で『プロ』の作品を嗜むのとそんなにコスト変わらないんじゃないかと(※3)。で、どうせなら美味いものを…と、まあそんなきっかけです。
そんなこんなで、今年の黄金週間は、我が大名古屋帝国での名物食べ歩きを計画していたのだが…鼻づまりが一向に解消しない(遂にヒノキにも負けた…)のと、手塚治虫の名作『火の鳥』のオリジナル版復刻大全集の購入(98700円!)で家計が火の鳥なので断念。「将来、孫の顔を見たけりゃ奢れ!」と親を脅すという手法もあったが、『火の鳥』で扱うテーマの一つである『因果応報』が怖くて諦める。
結局、日を跨ぐようなイベントや遠出は皆無の、ただ「日曜日が一杯並んでる!」というだけの日々を送ってました。いわゆる巣ごもりです。そして巣ごもりと言えばTSUTAYA(もういいっつーの)。
唯一「ゴールデンウィークだな」と感じたのは、「せっかく日曜日が一杯並んでいるのだから、何か一つくらいゴールデンな事しときたいなー」と入浴中にぼんやりと考えながら、自分のゴールデンボールをぼんやりと眺めてみたら、左右の大きさが全然違う事が判明して戦慄したことくらい。
下半身の病気は嫌だ!もの凄い痛そうだ!怖い!
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※1B級ラーメンの帝王
※2
JR東海の駅構内のきしめん屋。でも現在は名古屋市内の駅の店舗は全てなくなり、三重県の2駅にしか存在してないらしい…
※3
家族がいれば安く済むだろうけど。
ちなみに料理は別に嫌いではないです。まあ一番の理由は時間ですね。仕事で日々劣等感を感じているので、まずは勉強しなきゃ…
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Amazonでは全巻セットは扱ってない模様。
ちなみに、正直『エジプト・ギリシャ・ローマ編』はそんなにいらないけどね…
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