おもくその転職活動冒険譚『おもくそクエスト』、第(7 - 2)回。
※第1回を「Ⅲ」にしちゃったからね
2010年11月 第3週 ~ 歴史は変えようがない
さて、前回の冒険でお伝えしていたが、この週は第一志望の最終面接があった。結果は…まあ前回のサブタイトルや結びを見れば明らかですが、玉砕しました。。不通過の理由は、「その会社の運営サービスで扱っているもの・業界に対する興味が感じられない」
という、根本的な部分に対するもの。…流石、鋭い眼力をお持ちだ。ただ正直、興味が無いということはなく(というか誰しも興味を持つような分野)、行動に移せていないだけだったのだが…「『できる』『できない』じゃなくて『やる』『やらない』」なんて言われるように、行動してないなら「ない」と同義だから仕方がない。
最初の3つの質問で早々に見切りをつけられたのか、面接官5人もいたのに約20分で終了。事前に練っていた運営サービスの改善案やら企画案、競合に勝つための方策をアピールしきる事はできなかった…2週ちょっとで転職活動終焉の妄想は、妄想のまま終わった。
まあこの会社が全てではないし、転職活動なんてこんなものだろと気を取り直し、引き続き他社の選考を進めていった。この週は新たに5社の一次面接を受けた。結果は…先週とは打って変わり、通過は1社…。ちなみにその通った会社はLAMP環境ではなくJava系。結局、LAMP系の会社は全滅だった。どの面接もうまくいって手応えを感じていたのにもかかわらず…不通過の理由はどこも
「向上心があり、人柄が良く、コミュニケーション能力も問題無い。しかし、総合的に比較検討させて頂いた結果…」
というものだった。十中八九、職務経歴(LAMP系の実務経験が無い)が足かせとなっているのだろう。そりゃまあいくら応募資格は満たしていたとはいえ、LAMP系の実務経験ある人間の方がいいよね。上記理由はお愛想の可能性もあるけど、もし真意だとしたら…どうしようもないじゃないか。経歴なんて変えようがないもの…
2010年11月 第4週 ~ 冒険の終わり
この週開始時点での状況は以下の通りだった。- 一次面接予定:1
- 二次面接予定:1
- 最終面接予定:1
僕は参っていた。希望していた「マイナーでない技術を使用した自社サービス運営」の会社が全滅してしまったからだ。上記の3社中、2社はそもそも自社サービス運営ではなく受託開発or派遣。その上1社はJava系で自社の独自パッケージ利用が前提。もう1社はLAMP系なのだが、というかLAMP系に限らずいろいろな案件扱っているのだが…って、これどう見ても派遣だろ、ってな会社。しかも会社名で検索すると「ブラック」の噂あり。そう言えばこの会社の一次面接、保有スキルの確認が殆で『面接』というよりも『面談』という感じだった(深く突っ込まれることも無かったし)。というか、この会社を紹介してきた所とは別のエージェントに聞いてみたところ、「いい噂は聞かない」とのお返事。確定じゃねぇか…
残った1社は唯一自社サービス運営してるけど、利用技術がJava系でフレームワークは独自のものを使っているとのこと。そのサービスと会社はかなり有名で、やり甲斐はありそうだけど…独自技術はもう嫌だ。それで今苦労しているようなもんだから…
この週の結果は…唯一の自社サービス運営会社は落選。Java系独自パッケージの会社は一次面接通過し、唯一のLAMP系で人売り臭がする会社からは内定いただいた。
これまでの経緯を鑑みると、これ以上活動を続けても希望の「マイナーでない技術を使用した自社サービス運営」につける気がしない。僕は剣を大地に置いた。
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次回、完結編。転職活動の総括、感想と現状報告を行います。
果たして噂通り会社は黒かったのだろうか?
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