2009年12月27日日曜日

心頭滅却すればいとおかし

今更だが、録画しておいたM-1グランプリを観た。今年も優勝者は誰か知った上での鑑賞となりました。

感想は大体世間と同じ。
一番面白かったのは笑い飯の一本目の鳥人ネタで、二発目のチョイスからして優勝する気は無かったな(単に在庫切れ?)。
ポイントポイントではハライチの『水色のムック』は良かった。
パンクブーブーは確かに面白くて優勝したのも頷けるけど、正直ネタとしては鉄板な感じでぶっ飛んだものではなく、賞取りに走ったかな(それともあれが彼らのスタンダード?)。



家の棚には松本人志のDVD・本・VHSがビッシリで、日常生活でもよく彼の話をする。そのためか、周りからは『お笑い好き』と思われており、「オススメの芸人いる?」等よく聞かれたり、この時期になるとM-1の批評をお願いされる。その度に僕は「僕が好きなのはあくまで『松本人志』であり、厳密には『お笑い』が好きなわけではない」と言っている。彼のみなのです。いや、厳密には彼の周りの一部も好きですが(板尾等)。でもDVDや番組を全てチェックしているのは松本氏のみ。ていうかテレビは彼の番組以外殆ど観ないので、お笑いに限らず芸能界規模で狭い範囲しか知らない。

そんな僕にとっては、M-1はただの若手のネタ番組なのです。こんなこと言ったら怒られるかもしれないけれど、『エンタの神様』等と同じ位置付け(雰囲気とか芸の種類・質は全然違うのだろうけど。てか観てないからよく分からん)。ごはんにかけるふりかけの違いでしかない。

ところで、M-1放送後は『お笑い評論家』が大量発生し、ブログ等で批評してますね。あれってどうなんでしょう?『お笑い』って分析可能なものなんでしょうか?最も観念的で、最も好みの差が激しいものだと思うので、一般化することは難儀だと思うのですが。鑑賞後の感想+αという感覚なのかな。ところで、中には最初から批評する気でネタを観る人いますね。あれは損してると思う。お笑いは頭空っぽにして何も考えずに観るのが一番ですよ。

ところで、何年か前のM-1でのキングコングのネタが「努力した感が出てて笑えなかった」という意見が多かった。この「努力した感が出てて」ってのもどうなんでしょう?努力した感が出てても面白いものは面白いと思うのだけど。お笑いに関しては「○○だから」→「面白い」というロジックは考えない方がいいと思うんだけどなあ。繰り返しますが、お笑いは何も考えずに観るのが一番です。



そう言えば『しんぼる』のDVDの発売が決定しましたね。批評するつもりもなく『何も考えず』鑑賞した結果、面白くなかったです…。一応買いますけど…


それと、『人志松本のすべらない話 ザ・ゴールデン3』DVDが元日に発売…の筈が、先週末に届いてた。何故だと考えた時、楽天ブックスは先週で仕事納めなのかななんて邪推して落ち込んでみたり。
ていうか、楽天で購入しておきながらリンクはamazonでどうもすいません。

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