2010年7月18日日曜日

オラ、焼け野原しんのすけだゾ! その1 基本設計=画面「のみ」設計?

「『燃えない』ゴミの収集日、何でよりにもよって火曜日やねん!」
~ by 千原ジュニア at 人志松本のゆるせない話

あー疲れた。かねてから述べていたプチ炎上プロジェクトがようやく鎮火した(まだ燻ってはいるが)。これでやっと開発フェーズは完了となった。

さて、プロジェクトが一段落ついたら、KPT方式などでふりかえりを行い、仕事をカイゼンしていくといった活動を普通は行うものなのだが…うちの会社はさにあらず。正確に言うと、その文化は全く無いわけではないのだが、弱い。実際、今回のプロジェクトでは実施されていない。プロジェクトが炎上したにもかかわらず、である。プロジェクトが大成功したわけでもないのに、である(てか、成功したとしても必要だ)。

今回のプロジェクトの炎上原因は、見積もりが甘かったとか要件肥大化したなど、よくありがちな要因によるところもあるのだが、最大の原因は、そもそも仕事の進め方・考え方が根本的に間違っていたことである気がしてならない。いや、「気がする」ではなく「間違っている」と断言できる自信はある。
しかし前述の通りふりかえりは行われず。そして(あまり言いたくないけど)周りは殆ど職業プログラマばかりで、議論をして進言して現状を変えていこうという気概のある者がいない…

というわけで、自ブログにて1人でひっそりとふりかえりを行うことにした。
問題の雲散霧消を防ぐためにも、そして自分の考えが本当に正しいかどうかを記録に残しておくためにも。そのうち@IT会議室とかに投稿して、集合知の意見を聞いてみようと思う。

  • Problem1:基本設計=画面「のみ」設計であるという認識
  • Problem2:メンバーの成長のために仕事を任せるのは良いが、その仕事に必要な準備・情報が全然足りていない。
  • Problem3:そんな状態なので、当然いろいろと意見を述べた所、マネージャーは「(悪い意味での)思ってた通りの反応だ!」「もう知らん!」ってな具合になったらしい。
  • Problem4:では一体何がいけなかったのか、どう進めていくべきだったのかなどの、フォロー・フィードバックが結局無い。
    ※3の件は、マネージャと同じフロアで仕事していた人から、プロジェクト完了『1ヶ月後』に聞いた。
私が参画したのは詳細設計フェーズから。詳細設計を行うにあたり渡された資料は、画面イメージHTML『のみ』。入出力項目定義や業務フローの資料は一切無い。ER図は一応あったものの、テーブル・フィールド・リレーションどれをとっても明らかに不足しており、明らかに未完成だ。
料理を作るのに、完成図だけ見せて「これ作って」と言われても、何を望んでいるかが分からなければ、お口に合うものなど作れるわけがない。お客さんはどんな料理を欲しているのか、どんな材料を使うのか、そういう情報が必要だ。

基本設計書の有無・DB設計の状況をマネージャーに確認したところ、彼はこう言い切った。
「基本設計工程では、画面『のみ』を設計する。業務フローなどは詳細設計フェーズで行うことだ。」
「テーブル設計も詳細設計と並行して行う」
いやいや、その認識、絶対間違ってると思うんですけど!?
…まあ、よかろう。認識間違いはとりあえず置いておくとして、要は我々に『一般的な意味』での『基本設計』をさせようということですね? それならそれで問題が多々あります。マネージャー・リーダー陣は「この進め方で問題あるなら伝えてください」と言っているので、以下のような事を伝えた。
  • 今回実現する要件を纏めた資料が見つからない。今ある要件定義書は、元々の肥大化しすぎた状態のまま。これでは、我々は結局どういったものを作ればよいかが分からない。
    ※今回のプロジェクトは、元々大手ベンダーが要件定義を行なっていたが、肥大化しすぎて見積金額が膨大となりお客さんが怒ってしまったので、(単価の安い)私の会社が引き継ぎ、要件は取捨選択することとなった。
  • 機能毎(詳細設計の単位)で各人がDB設計を行うやり方だと、DB定義に矛盾や重複などが発生する可能性大。
    また、重要度が低い機能は、他の機能の製造・テスト完了後に詳細設計を行う予定となっている。これでは低重要度機能の詳細設計時、その機能の都合でDB定義が変更される可能性があり、もし発生した場合、当然影響範囲の機能の手戻り修正が発生する。これは凄く非効率。
    せめて『DB設計』というサブフェーズを設け、そこで一斉に行うべき。
  • そもそも工数が足りていない。『基本設計』も行わせるのなら、それ用の工数も盛り込んでおいてもらわないと困る。
で、マネージャー陣からの回答。
  • 「元々の要件定義書から自分で考えること。不明点は質問してくれれば対応する。」
  • 「DB定義に関しては、矛盾が生じないように、ちゃんと開発者間で話し合うこと」
…うーん、やっぱり何か違うと思うが。 時間が潤沢にあるなら、もちろん勉強になるので全然こんなやり方でも良いのだが。 てか、やっぱり工数に関しては何にも無しか。

そういうわけで、進め方に関していろいろと意見を述べてたら、前述のProblem3発生ですよ。プロジェクト中は全く知る由も無かったけど。

また要件に関しては、「要件に関しての不明点は質問しろ」と言っているので、(もちろん、ちゃんと考える事を行った上で)遠慮無く質問投げていると、いつしか
「詳細設計レビューでまとめて回答する」
との流れに。いやいや、詳細設計行うのに必要な情報を尋ねているのに、回答が詳細設計完了後に行う工程て… 結果、詳細設計レビューは、(マネージャー陣に対する)要件の確認から始まったため、殆どの機能で1人日を超える工数を消費。そしてそれだけ時間をかけてレビューを行っても、要件漏れ多発。これまたマネージャー陣の『頭の中』にしか無かったもの大半。特にエラーチェック。どういう場合にエラーにするかなんて、要件定義書も概要設計書も無く、お客さんと遣り取りする権限も無いのに、分かるかっ!!
またDB設計も案の定、フェーズ後半で詳細設計着手した機能の都合でそれまでのDB定義が変更され、テスト完了済みの機能で手戻り発生…

このマネージャー、今までもずっとこんなやり方をしてきたのだろうか。だとすれば、よく今までやってこれたなと、逆の意味で感心した次第である。 僕の認識では、以下の設計は基本設計工程で行うものだと思っている。
  • 業務フロー作成
  • 画面設計(入出力項目定義、画面遷移)
  • DB設計
分かり切ってはいるものの一応ネット等で改めて調べてみたところ、僕の認識は間違ってはないと思う。V字モデルでは、総合テストは基本設計と対応するとされているし。これに準じた場合、うちの会社の定義の基本設計だと、総合テストのテストケースは画面レイアウトの確認だけとなってしまう。そんなバカな話があるか。
さて、では上記Problemを解決するためにTryしなければならないことは一体何なのか。
  • Try1:システム開発に関して勉強し直してください。もうホントに根本的に間違ってるから。
  • Try2:必要な情報を準備してくださいとしか言いようがありません。
    錬金術師をもってしても、『無』から『有』を作り出すことはできません。
  • Try3:
    Try4:
    何故『見限る』ということになるのか、およそ管理職らしからぬ行動は全く理解できません。我々に不備があったのならば、それを指摘・叱責するなどしてフィードバックしてくださいよ。
    これでは、我々も会社も成長できませんよ。


↓大人が観ても面白いと、松本・高須がラジオで絶賛してた作品

2010年5月5日水曜日

僕歪黄金号~世界を動かすもの Vol.2

気がつけば黄金週間も終わり。
仕事プチ炎上によりほったらかしとなっていた、年度末辺りの小話その2。



3D映画『アバター』を見た人の75%は“満足”

アバター、観てないのですが。ていうか、ここ数年そもそも映画は全くといっていいほど観ていない(松本人志作品以外は)。最後に観たのは確か『ダンサー・イン・ザ・ダーク』だ。あれはホント良かった、うん。これって何年の作品だ?2000年!?マジで!?

観たい映画は一応それなりに存在する。最近気にしているのは是枝裕和やら想田和弘やら塚本晋也やら、2次元だと押井守とか『クレヨンしんちゃん』の大人帝国・戦国とか(こうしてみると洋画はあんまり興味ないのか?俺)。気になった作品は忘れないようブックマークしているのだが…時間が足りない。松本人志の番組DVDの消化すら追っついていないし。あ、上記リンク先エントリ見て思い出したが、こたついらずの季節となったことだし、キーボードの練習も再開しなくては。さらに今年はキャリアチェンジも考えているので、それの勉強もしなきゃならない。これでは益々映画鑑賞どころではない。

映画鑑賞の習慣が無いことが影響してか、AV機器に対するこだわりは薄い。IPアドレス枯渇とランデブーなアナログTVのXデーがいつの間にか来年に迫っているが、我が家では未だに「ブゥ~ン」と唸るメタボブラウン管式だ。別に、笑ってはいけないシリーズをデジタル高画質で観る必要ないし、すべらない話をドルビーデジタル5.1chで聴いたってしょうがない。最低限のAVが確保できればそれで十分なのだ。

ところで、冒頭の記事では「3D映画で見たい映画のジャンルは何ですか?」という世論調査の回答も載っている。以下、引用。
最も多かったのは「SF・ファンタジー」(68.0%)だった。このほか「アクション」(57.8%)、「アドベンチャー」(43.3%)、「ホラー」(21.7%)と映画の迫力、リアル感などが求められる映画のジャンルが上位を占めた。

上記世論調査は『映画のジャンル』と絞ったため上記のような結果となったが、映像作品全般に対象を広げた場合、1位は断トツで『エロ』だろう。人類の歴史を創ってきた原動力であるその力は計り知れない。あのATOK、Googleですらこの通りだ

ちなみに私、「AV機器に対するこだわり薄い」と前述したが、思春期の頃は全く異なり、画質へのこだわりは半端なかった。ビデオデッキ・テープは高級な物を使用(19ミクロンヘッド、S-VHS等。つってもティーンエジャーの財力では限界があるが)、テープの劣化を防ぐために真空BOXや除湿器購入(財力的限界により実現には至らず)、エロ番組のアンテナ受信感度向上を図ってのブースター搭載(これも財力…)etcetc
あのパワーは一体何だったんだ。

え、何?エロDVD60本超所持しているくらい好きなくせに、画質へのこだわり無いんですかだって?お答えします。DVD、画質良すぎ!安物プレーヤーで観ても、ちょっとした肌の荒れ・シミや毛穴の黒ずみとかも識別できてしまうなんて、優秀すぎ。時にはそれで萎えてしまう事があるので、むしろ少し画質落としてほしいくらいだ(賛同者は多いと思う)。今となっては、VHSの頃の画質がちょうどよかったとの感慨をいだいている。最近はエロBlu-rayも出始めているが、DVD以上の高画質、果たして必要なのだろうか?

そういうわけで、エロ映像の3D化は是非実現して欲しいのだが、肌荒れなどを緻密に表現するレベルの画質は、私としては不要です。

※60本超所持は確かに多いかもしれないが、私はレンタルや違法ダウンロードを一切利用しないので、鑑賞本数ではむしろ少ない方だと自負しているが、実際どうなんでしょう。



その昔、ホームシアターの巨大スクリーンでエロビデオを鑑賞した際に放たれたとされる、島田紳助の名言
「みんな巨乳や」

2010年5月4日火曜日

僕歪黄金号~坊主麻薬説

気がつけば5月。
仕事プチ炎上によりほったらかしとなっていた、年度末辺りの小話その1。


“不衛生”と指摘され……安くて早い「1000円散髪店」がピンチ
10分1000円カットで知られる散髪店が、ピンチに立たされている。業界団体からの「不衛生だ」という指摘を受け、店内の洗髪台設置を義務づける条例改正を行う自治体が続出。

「苦情を口実に専門店の新規出店を妨害しようとしているとしか思えません」
「値上げとなれば、お客さまは大迷惑でしょう。誰のための条例改正なのか分かりませんね」

20代男性の4人に1人が髪の悩みを抱いている昨今、皆様どのようなヘアライフをお過ごしでしょうか?私はと言いますと、快適ノンストレスヘアライフを謳歌しております。といいますのは、数年前に『坊主』と言われるテラインコグニタに勇気をもって踏み出したところ、そこはユートピアであることが判明し、以来それ以前までおりましたディストピアに戻ってこられないのです。ていうか、テラインコグニタとディストピアという言葉を使いたかっただけです。

まあ、坊主にした理由は、額のベジータ化によりどう頑張っても格好良く決まらないからという、結局僕も前述の4人に1人な訳ですが。
※松本人志が『プレイ坊主』で語った『坊主にした真意』を聞いて憧憬・触発を受けたというのもあるが。

しっかし坊主は本当に楽だ。日常のストレスが確実に一つ減るからね(しかも結構でかいストレスが)。風呂上がりの手入れも寝癖直しも日中のメンテナンスも不要。一度踏み出したらもう戻れない、ホント麻薬みたいなものです。『楽』という漢字が『薬』と似ているのにも納得だ。

唯一の欠点は、リンスが中々減らないことくらいか。てか全く使わないので、厳密には『中々』ではなく『全然』ですが(ちなみに坊主でもシャンプーは必須ですよ。脂落とさなきゃいけないんで)。ということで、余ったリンスをどうするかで数年悩んでいる(厳密には気にも掛けずにほったらかし)。使いかけのリンスを人に贈るわけにもいかないし。そうだ、ならば残っている毛に対して利用すればよいではないか!…否、陰毛サラサラにしたってしょうがない。松本人志が言ってたではないか、「年取ると陰毛がサラサラになる。陰毛がサラサラになると竿に巻き付いて鬱陶しい!」と。
他には、ドライヤー、こだわり抜いて選んだマイナスイオンヘアブラシとか…どうすっぺ。

はい?冒頭で引用した1000円床屋存続の危機に対しての意見だって?
はいはい述べますよ。一言で言うと
「自分で刈ってるから関係ねー」
ご無礼しました。本当は「既得権益者っていやーねー」です。まあ薄いことに変わりはありませんが。髪だけに。
こういう時事ネタ切りは、三流プログラマの意見なんかよりも、アルファブロガーのちきりん氏の意見を参照してください。

<後記>
てか、余ったリンスの活用法なんてググれって話か。調べてみたら拭き掃除に使えるそうです。


↓松本人志が坊主にした真意を語っている