ちなみに、今回で74回目。18歳の頃から、1~3ヶ月に1回のペースで通って約9年。27歳でこの回数は多い方なのだろうか。ちなみに、以下の写真は、今年の春に70回達成記念として赤十字より頂いたものです。
花挿しなのかコップなのかオブジェなのか、よく分からん
献血を始めた動機ですが、完全に「見返り」を期待してのことです。ホントすいません、弱い人間なんです!
といっても、僕の場合、ハーゲンダッツのアイスでもなく、ミスドのドーナッツでもなく、図書券でもなく(何年か前に廃止されましたが)、
「善いことしたから、何か善いことあれ」
という、抽象的なものですが。要するに因果応報です。
というのも、低いユーモア力、低い運動神経、天然ハゲ・・・といったコンプレックスにより、決して楽しいとは言えない学生生活を送ってきたものでして。もちろん、克服しようと自分なりに努力はしてきましたが、簡単に克服できるのであれば、「引きこもり」なんて存在は生まれません。自分の力でどうしようもならなければ、もう神頼みしかないと考えてしまうのは、当然の成り行きです。
そんな感じで献血(それ以外にもいくつかのボランティア)を始めて数年、現在の生活は楽しいか?御利益によるものかどうかは分かりませんが、まあ、人並みくらいには上昇してます。・・・ううむ、本当に人並みか?正直、収入の人並み以下だしな。「地味で人から心配されないが、意外に厄介な症状」ってのも幾つか抱えているし。
- 飛蚊症:もう、青空を爽やかに眺めることはできない
- 尿漏れ:何故か中学の時から
- イボ痔:まあこれはポピュラーですが
- 入れ歯宣告:「このままだと30代で総入れ歯」。要するに歯周病。ちゃんと磨いてるんだけど。年々歯間ブラシの通りがよくなってる。
- 皮膚炎:僕の背中は、ある意味ヤクザのそれより怖い。
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ちなみに、前述のコンプレックスは、環境・時間が解決してくれました。
高校卒業すれば、体育の授業・強制参加のスポーツ大会等は基本的に無いので、運動神経を気にすることはないです。
天然ハゲに関しては・・・社会人になれば、ハゲは周りに一杯いるので、あまり気にならなくなります。とは言っても、もちろんそのような人達は大抵中年世代以降で、僕の周りでは20代では皆無ですが・・・。尚、学生時代の生活は真っ黒です。頭部には黒さが足りないというのに。よっぽど何か秀でているもの持ってないと、青春時代は辛いですね。今「秀でている」と入力した際、ハゲの漢字「禿」に似ている事にイラッとしました。
最後にユーモア力。これ、ある程度鍛えられます。僕の場合、テレビのバラエティー・お笑い番組を片っ端から見て、笑いが起こった箇所の前後をノートに書いて「何で面白いのか?」を考える。そうこうしてる内に、幾つかの「笑いのパターン」のようなものが見えてきて意識下に蓄積されてきたので(もちろんパターン化できないものもありますが)、過去の滑ってしまったシチュエーションにおいて、そのパターンを使ってこう返してたら・・・という風にイメトレ。もちろんリアルの世界でも実践。そんな事繰り返してたら、いつのまにか人並み程度には喋れるくらいになっていました。まあ、さすがに紳助や松本人志並になるには才能が無いと無理でしょうが、一般社会で人並みにやっていく程度には、誰しも身につけることができるのではないかと思った次第です。
ちなみに、松本人志のプチ信者になったのはこの頃です。この時いろいろな芸人を片っ端から見ていた時に、他の芸人との格の違いを認識し、夢中になり始めて現在に至ります。
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最初の方で述べている通り、献血したら見返りがあります。まず、ドリンク飲み放題、お菓子食べ放題。それらに加えて、成分献血(400もだっけか?)を行った場合は、さらに以下の特典が(献血ルームによりますが)
- ロッテリアのハンバーガー
- ハーゲンダッツアイスクリーム
- ミスドのドーナッツ
- ケーキもあったような・・・
というのは、献血するにはいくつかの条件をクリアしなければならないのです。詳細は以下参照。
3日以内に歯科治療してたり、ピアスの穴開けてたり(場所によって1ヶ月~一生献血禁止)、海外渡航歴あったり(これも場合によっては1ヶ月~一生×)、そういった場合は献血できません。新宿献血ルームではハンバーガー貰えるからといって、歌舞伎町からヘルス帰りに寄ろうぜなんて以ての外です。心配というのは、ああいうくつろぎ目当てで軽い気持ちで来ている奴らは、ちゃんと正直に守っているのか?という事。下手すりゃ、人の命に関わることですからね。
確かに年々献血者が減っているとはいえ、あんまり持て成しすぎるのも・・・これでいいのか赤十字?
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