2009年8月30日日曜日

最近読んだ@IT~常駐者のフリーダム

以下、てんじゃ氏のコメントの抜粋
・与えられたテストの仕事をきっちりこなしてください。
・余った時間で、テスト環境の効率化について考えてください。
--手作業でしてる作業を自動化できないか?
--テストの情報を管理するツールは必要ないか?
・余った時間で、テスト支援用の小物ツールを作る。

僕の会社は客先常駐派遣がメインです。今までに何カ所かに派遣され、キャリアの半分以上の期間、常駐作業をしてきました(現在もまさにそう)。
そんな常駐作業で共通して言えることの一つに、「『余った時間』を作れない!」というのがあります。
頑張って仕事してスケジュールを前倒ししたとしても、当初のスケジュールに無い作業を勝手にぶち込まれるんです(今年の6月にも似たような事が発生)。しかも、その作業というのは、契約したプロジェクトの作業に限らず、別の会社が担当している全然関係無いプロジェクトの作業も多々ありました(最近はさすがに無いけど)。一度、客先の営業か総務かが使っているExcelファイルのデータ入力といった、完全なる事務作業をやらされたこともありましたよ。

「いろいろな経験を積むことができるので、良い勉強になる」と最初はプラスで考えてましたが、時を経るにつれ、正直「いいように使い回されている」感が大きくなっていきました。それに「いろいろな経験」と言ったところで、使ってるフレームワークはどのプロジェクトも一緒だし、プログラマで契約してるから基本設計にはタッチできないし、高パフォーマンス発揮しても単価はプログラマ一律で上がらないし(SEで契約してもらうしか方法は無い)、しかも、僕の会社が特定派遣事業の届け出する前だから委任契約だった筈だけど、直接指示されてたし・・・
※ちなみに、ある客先では『レンジャー部隊』って呼ばれてました。呼んだ後「一人なのに」とツッコむのがお決まり。

以上より、もし僕が冒頭のリンク先記事の方の立場に立ったとして、引用のアドバイスを実施しようとしても、まあ無理です。テスト自動化ツールの作成等、間接的に作業効率の向上につながるようなことであったとしても。余程説得力のある資料や話術でもって、定量的効果を示すことでも出来ない限り。で、結局資料作る時間が無いという・・・

したがって、残された唯一の方法は、スケジュール前倒しして早めに完了させた上で、「完了してないです」と嘘の進捗報告をし、そうして確保した時間を使って、こそこそと内職するしかない。まぁこれも、プロセス監視してる所ではアウトですけど。前述の『レンジャー部隊』の客先では、プロパー社員が定期的に見回りしてディスプレイ覗いてくるし(信用されてねぇー・・・)
そしてそれ以前に、因果応報を座右の銘としている僕としては、このような嘘をつくのは気が引けてしまうので、不向き。そして、もし「本当に?」といった感じで突っ込まれた場合、平然としていられる自信が無い。

現在の僕は、さらに広い因果応報の考えでもって、「自分の『余った時間』を犠牲にして他の人手伝っているのだから、その内言い事あるさ」と頑張っている次第です。
※別に仏教徒ではないです

2009年8月29日土曜日

最近読んだ@IT~新入社員のメリ&ハリ

今年、新入社員研修のVisual Basic教育にサブ講師として参加した。といっても、教育カリキュラムの策定には参加していないが。

会社としては数年ぶりに新入社員の人数が2桁ということもあり、1人くらいは「自作ツール公開してます」「Linuxカーネル読んだことあります」レベルがいるかなと少し期待していたが、さすがにおらず。それくらいのレベルの人間は、やっぱり大手or有名処ベンチャーに行っちゃうのかな?
全体的なレベルとしては、Integer型変数に実数や文字列セットしているロジックを指差し「エラーの原因と直し方が分かりません」質問してくる人間が10数名中数名いるという状態。VBの前にC言語教育行っているので、変数の型については教育済みの筈なのだが・・・この10数名中数名という割合、業界一般的にはどうなんですかね?多い?少ない?

ところで、上記の質問を受けて思ったことがある。「ちょっとは予習しようという気にはならなかったのかな?」と。これは僕が新入社員の頃に、同じく10数名中数名いた、前述の新人と同レベルの同期を見た時にも思ったことだ。

SE・プログラマ職の募集要項には、大抵「文系理系不問」「プログラミング経験不問」を掲げている。実際、入社前の経験有無で仕事の品質・スピードに差が出るのは、最初の半年~1年程度だと思う。という訳で、未経験者も遠慮せずにどんどんWelcomeである。ただ、入社を決めたなら、「未経験者でもきっちり教育しますので大丈夫です!」といくら謳ってはいるものの、これからプログラマとして働いていく訳なんだからさ、ちょっとは入社前に手を出してくれてもいいのにと思うんです。完全に受け身にならないでよと。
まあ見方を変えればメリハリがある人間だと言えるので、配属後もそれを遺憾なく発揮して、勤務中はしっかり仕事をしてくれればそれで良いのだが。

あと、
言語などの場合は演習を入れます。演習もただ、考えて作るだけでは面白くないので、お題を出して作成してもらい、何人かの人にそれを発表してもらいます。それを材料に全員で良い部分、悪い部分などを討論します。ここで気づいたと思いますが、これはソースコードレビューです。
コードの発表と討論。これはすごく必要だと思う。ちなみに我が社の研修では、行っていません・・・
ソースコードの添削はもちろん行っているが、フィードバックするのは基本的に作った本人にだけ(もちろん、多数が共通して躓いてる箇所があった場合等は、ちゃんと全員に向けてフィードバックするが)。また、理想的なソースコードの紹介・配布等も無し。

時間的な制約があるので、討論まで行うのは難しいかもしれないが、せめてサンプルソースの配布は行うべきだと思った次第であった。
※上記の事、実は自分が新人の頃に、研修完了報告書で指摘したんですけどね・・・

2009年8月27日木曜日

しんぐる

松本人志第二弾監督作品「しんぼる」であるが、コラボやらグッズが盛り上がっているようで。知らない間にあのパジャマが発売されてるし。プリンスホテルとのコラボはびっくりしましたよ。
詳細情報へのリンクは以下サイトが網羅しています。特にさんまや鶴瓶との番組共演は必見。

ちなみに僕は、以前のエントリでも述べていますが、好きなのは飽くまで作品や生き様であって、グッズにはそんなに興味沸かないんですよ。テンション上がったのは以下くらいでしょうか。

厳密にはグッズではなくDVDのおまけ

したがって、僕がプチ松本信者であることを認識している周りの皆様方、わざわざ知らせてくれなくて結構です。

そんな僕なんですが、一つだけ、心を動かされたグッズがありました。
ハローキティーのぬいぐるみです。公式サイトによると、完全受注生産で9月12日より受け付け開始とのこと。お値段6500円也。ちなみに僕、『僕』という一人称が示す通り、♂です。

いや、別に♂でぬいぐるみが好きだというのは全然いいじゃんと思ってますよ。車やジーパンが好きなのと別に変わらないと思う。
ただ僕の場合は、ぬいぐるみ買うことなんてあり得ないと思っていたので、自分でもびっくりしている。どうやら、長いことシングルな生活が続いているためか、ちょっと寂しさに参ってきてる模様。同じくあり得ないと思っていた『占い』にも、ちょっと行ってみたいなと思い始めている今日この頃。

こんな調子が続くと、最高にあり得ないと思っている『ドラッグ』とか『カルト宗教』といったものにも、そのうち手を出してしまうのだろうか?
こうして人は堕ちていくのだろうか?
いかん、気を強く持たねば。

2009年8月23日日曜日

AIRとPILESの積集合

今週は、Adobe AIRのセミナーに行ってきました。情報元は、ご存じIT勉強会カレンダーです。管理人様、ありがとうございます。

勉強会ではなくセミナーという名目なので、双方向バリバリという形のものではありませんでしたが。ただ、能動的にこういうイベントに参加したのは初めてだったので、取り敢えず新鮮でした。

印象に残ったこととして、講師がとにかくイキイキしていたこと。まぁ、仕事なんだから当たり前っちゃあ当たり前ですが(どんよりしたインストラクタなんかに仕事来ないよね)。とにかく、仕事が楽しくて楽しくてしょうがないって感じでした。やりたいこと・好きなことを仕事にできているようで。正直、あんなに楽しそうな社会人は久しぶりに見ましたよ。僕の会社は、何年か前に辞めた先輩が言うには「客先常駐すれば良く分かるよ。俺らの会社が如何に『なあなあ』で、『どんより』しているかが」ような会社ですので(僕は正直「どんより」は感じませんが。というより緊張感が無い。悪い意味で)。講師は実際、「楽しい!」を連発してましたね。「AIRは楽しい!」と。

その「楽しい!」という言葉が、僕の心の琴線に触れました。
元々、僕がプログラマを、IT技術者を志したのは、学生時代にあるきっかけで触れたプログラミングがとても「楽しい!」かったからではなかったかと。
その「楽しい!」ことを仕事にできれば、どんなに素晴らしいことかと。
そしてプログラマとして仕事をしている現在、実際「楽しい!」か?と。
正直、圧倒的に「楽しくない」仕事の方が多い。もちろん、自分の好きな・望んだ仕事ばかりに従事できるとは思ってはいませんし、自分なりに楽しくしようと頑張っているつもりではありますが・・・
具体的に述べると、実務に就いて約3年2ヶ月中、「楽しい!」かった期間は約5ヶ月間です。これって、多い?少ない?

そんな事を考え出してしまい、結局、沈んだ気持ちで帰路に就くことになってしまいました。
ただ、あの時の「楽しい!」という初心を思い出せたのは良かったなあと。
今後もいろいろと積極的に参加していきたいなあと思った次第です。


セミナー最後の講師への質問タイム。やっぱりこういうイベントに来る方達はやる気があるようで、挙げ手数多でした。折角なんで、僕も質問してみました。
「Flex Builderみたいな開発ツールで、フリーのものってないんですか?」
・・・すみません。実は僕、知っていました。Aptana StudioFlashDevelopの存在を。
ただ、セミナーで紹介されていたのは「Flex Builder」「Flash」「Dreamweaver」だけだったので、この質問をすることにより、講師の口から上記開発ツールの名前が出ることによって、他の方達の一助になればこれ幸いと思い。
しかし、返ってきた答えは
「僕の知る限りは、無いですね」
あれっ!?俺、勘違いしてたか?いや、勘違いではなさそうだが・・・
それとも、「GUIエディタが付属しているもの」と捉えられたのかな?


AIRのロゴに関して(以下)

ものすごいどうでも良い(且つ下品)な話になるが、こいつが今週の俺のアーナルーそっくり(詳細はこちら)。レッドカラーだし。
「アドビ」という発音も、
「ア(ーナルーから血)ドバーッ!」と聞こえなくもない。聞こえないけど。
ひょっとしたら、俺はAIR開発に従事するべきかもしれないという、ちょっと運命的なものを感じた。感じてないけど。

ところでさっきから「アーナルー」って何だって話ですが、そのままでは放送コードに引っかかる気がしたのと、やっぱりその単語を使うと思い出して「キィーッ!!」となってしまうので、ちょっとオードリー風にデフォルメしただけの話です。
ちなみに、オードリーと言えば「トゥース!」ですが、あの指の感じが、僕の中に入ってきた肛門科医のおっさんの指を思い起こさせ、結局「キィーッ!!」となってしまったというのはここだけの話です。まさに墓穴を掘った結果となりました。

2009年8月22日土曜日

赤い太陽、黒い悪魔

過去のエントリでも何度が触れている、私の肛門事情。
この度、お盆明けの仕事始めの3日間において、月一の女の子状態であった。
しかも、今回はレベルが違う。私が産み落としたものが、便器奥の「たまり」に至るまでに辿ったと思われるルートに、赤いラインが描かれている。恐る恐る、我が太陽に紙を当てがってみると、チキンナゲットのケチャップかと見紛うものが。
今年の正月といい、疲れやストレスとは無縁(という訳では無いが)でリフレッシュ済の連休明けなのに、何でこうなるんだ?賞味期限を1週間過ぎた卵を絡めたチャーハンか?
以前も述べたが、「加熱すれば何でも食える」が私の料理哲学である。

とにかく、再びおっさんに指突っ込まれてきます・・・


時を同じくしての出来事。
ついに黒い悪魔が我が家に出現。こちらは2日連続、計2匹。
この部屋に引っ越してきて約3年半。最後に戦ってから、約4年ぶりのバトルである。以前住んでいたアパートは、毎年2桁出現するような物件であったので、対戦経験は豊富な筈なのだが、どうしても慣れることができない。怖じ気づいてしまう。
幸い、生まれて間もないためか、大きさは小さく、さらに動きも遅かったので、「かみのつるぎ」で簡単に倒すことができた。レベルは上がらなかった。

・・・ん?「生まれて間もないためか・・・」って、全然「幸い」じゃねぇよ!俺の部屋で生まれてるんじゃねぇか!運転免許証の「本籍」欄が俺の部屋の住所ってことだろ!?寅さんやらせたら「私、生まれも育ちも」の後に俺の部屋の住所言うってことだろ!?

手取り1○万にも拘わらず、家賃9.1万の部屋に住もうと決心させた要素の一つが、「黒い悪魔」との遭遇を少しでも抑えたいというものであった。隙間だらけの木造アパートに比べれば、気密性の高い鉄筋コンクリート造りのマンションの方が、遭遇確率は低いだろうと(以前のアパートでは、壁と床の間等、隙間だらけで、最終的にそこに逃げられてた)。まぁ実際、3年半で2匹という実績なので、十分願いは叶えられたのだが、完全に逃れることはやはり不可能なのだろうか・・・

ゴキブリだけに後記

  • テーマの区切りにいつも使用している「*」を見て、イラッとした。
  • 黒い悪魔(以下、「奴ら」)に関して、ウィキペディアの「対処法:直接攻撃」の記事がちょっと面白かったので、リンク張っときます:直接攻撃
  • 奴らへの攻撃のベストな力加減が未だに見いだせない。今回も、「フローリングで良かった~」と感慨にふける結果となった。
  • 奴らに関する松本人志の名言を紹介:「俺は、一人暮らしがしたいんや」

2009年8月12日水曜日

200ccとか400ccとか言ってないで、全部抜いてしまえ

献血に行ってきた。お盆だから空いているかと思いきや、普通のいつもの土日並。みなさんも僕と同じく、不景気で旅行行ったりする余裕無いんですかね?

ちなみに、今回で74回目。18歳の頃から、1~3ヶ月に1回のペースで通って約9年。27歳でこの回数は多い方なのだろうか。ちなみに、以下の写真は、今年の春に70回達成記念として赤十字より頂いたものです。


花挿しなのかコップなのかオブジェなのか、よく分からん

献血を始めた動機ですが、完全に「見返り」を期待してのことです。ホントすいません、弱い人間なんです!
といっても、僕の場合、ハーゲンダッツのアイスでもなく、ミスドのドーナッツでもなく、図書券でもなく(何年か前に廃止されましたが)、
「善いことしたから、何か善いことあれ」
という、抽象的なものですが。要するに因果応報です。

というのも、低いユーモア力、低い運動神経、天然ハゲ・・・といったコンプレックスにより、決して楽しいとは言えない学生生活を送ってきたものでして。もちろん、克服しようと自分なりに努力はしてきましたが、簡単に克服できるのであれば、「引きこもり」なんて存在は生まれません。自分の力でどうしようもならなければ、もう神頼みしかないと考えてしまうのは、当然の成り行きです。

そんな感じで献血(それ以外にもいくつかのボランティア)を始めて数年、現在の生活は楽しいか?御利益によるものかどうかは分かりませんが、まあ、人並みくらいには上昇してます。・・・ううむ、本当に人並みか?正直、収入の人並み以下だしな。「地味で人から心配されないが、意外に厄介な症状」ってのも幾つか抱えているし。
  • 飛蚊症:もう、青空を爽やかに眺めることはできない
  • 尿漏れ:何故か中学の時から
  • イボ痔:まあこれはポピュラーですが
  • 入れ歯宣告:「このままだと30代で総入れ歯」。要するに歯周病。ちゃんと磨いてるんだけど。年々歯間ブラシの通りがよくなってる。
  • 皮膚炎:僕の背中は、ある意味ヤクザのそれより怖い。
・・・別に不幸自慢している訳ではありませんが。ただ、自分としては日頃の行いは善い方だと自負しているので、ちょっと納得いかないなと。それとも、皆さん平均的にこれくらい何か抱えているものなんですかね?やっぱり見返りを期待してるのがいけないのか?正直、無欲の境地に達するのは、僕のような凡俗には無理です。


ちなみに、前述のコンプレックスは、環境・時間が解決してくれました。

高校卒業すれば、体育の授業・強制参加のスポーツ大会等は基本的に無いので、運動神経を気にすることはないです。

天然ハゲに関しては・・・社会人になれば、ハゲは周りに一杯いるので、あまり気にならなくなります。とは言っても、もちろんそのような人達は大抵中年世代以降で、僕の周りでは20代では皆無ですが・・・。尚、学生時代の生活は真っ黒です。頭部には黒さが足りないというのに。よっぽど何か秀でているもの持ってないと、青春時代は辛いですね。今「秀でている」と入力した際、ハゲの漢字「禿」に似ている事にイラッとしました。

最後にユーモア力。これ、ある程度鍛えられます。僕の場合、テレビのバラエティー・お笑い番組を片っ端から見て、笑いが起こった箇所の前後をノートに書いて「何で面白いのか?」を考える。そうこうしてる内に、幾つかの「笑いのパターン」のようなものが見えてきて意識下に蓄積されてきたので(もちろんパターン化できないものもありますが)、過去の滑ってしまったシチュエーションにおいて、そのパターンを使ってこう返してたら・・・という風にイメトレ。もちろんリアルの世界でも実践。そんな事繰り返してたら、いつのまにか人並み程度には喋れるくらいになっていました。まあ、さすがに紳助や松本人志並になるには才能が無いと無理でしょうが、一般社会で人並みにやっていく程度には、誰しも身につけることができるのではないかと思った次第です。
ちなみに、松本人志のプチ信者になったのはこの頃です。この時いろいろな芸人を片っ端から見ていた時に、他の芸人との格の違いを認識し、夢中になり始めて現在に至ります。


最初の方で述べている通り、献血したら見返りがあります。まず、ドリンク飲み放題、お菓子食べ放題。それらに加えて、成分献血(400もだっけか?)を行った場合は、さらに以下の特典が(献血ルームによりますが)
  • ロッテリアのハンバーガー
  • ハーゲンダッツアイスクリーム
  • ミスドのドーナッツ
  • ケーキもあったような・・・
なんですよ。ところで注意点というかルールというか怒りなんですが、成分献血の追加特典って、選べるのは1種類且つ1個だけですからね。よくブログの写真や実際の献血ルームで見かける、2種類以上・2個以上持ってってる輩。あれ、ルール違反ですからね。ああいうのを見ると、200ccとか400ccとか言わずに全部抜き取ってしまえと思う。いつか見た渋谷献血ルームでの献血者インタビューや、ブログの記事を見ていると、どうも「暇つぶし」や「くつろぎ」目的の人間が増えてきてる気がする。僕はとても心配です。
というのは、献血するにはいくつかの条件をクリアしなければならないのです。詳細は以下参照。
3日以内に歯科治療してたり、ピアスの穴開けてたり(場所によって1ヶ月~一生献血禁止)、海外渡航歴あったり(これも場合によっては1ヶ月~一生×)、そういった場合は献血できません。新宿献血ルームではハンバーガー貰えるからといって、歌舞伎町からヘルス帰りに寄ろうぜなんて以ての外です。心配というのは、ああいうくつろぎ目当てで軽い気持ちで来ている奴らは、ちゃんと正直に守っているのか?という事。下手すりゃ、人の命に関わることですからね。
確かに年々献血者が減っているとはいえ、あんまり持て成しすぎるのも・・・これでいいのか赤十字?

2009年8月9日日曜日

無適凡人 アフター5

キーボード購入してからちょうど3週間が経過しました。リンク先のエントリで述べている通り、結構でかくて置き場所に困ったので、結局専用スタンドも購入しました。



この3週間の練習の成果は以下の通り。
  • きらきら星
  • ちょうちょう
  • 聖者の行進
  • くるみ割り人形 ※前半のみ
  • プレリュード第7番イ長調Op.28-7 ※最初の1フレーズ(太田胃散のあれです。「イ長」と「胃腸」をかけてるんだとさ)
う~ん、3週間でこれだけって、遅いよな。まぁ3週間と言っても、毎日練習できていた訳では無く、大体2~3日に1回で、1回当たり30~60分であるが。でも小中学校の頃の音楽の授業なんかでは、楽器の飲み込みは結構早い方だったし、リコーダーなんて誰よりも美しく「トゥートゥー音」奏でてたんで、もっとスムーズにいくと思っていたのだが。「二十歳過ぎればただの人」とはよく言ったものだ(元々「神童」「天才」とか言われたことないっつーの)。

何が難しいかというと、やっぱり「左右の手を異なるテンポで動かす」時ですね。片一方にもう片一方がしょっちゅうつられてしまいます。PCのキーボードと決定的に異なるのは、左右同時押しが盛りだくさんという点でしょう。PCでの文字入力なんかはリニアですからね(Shiftキーの同時押しなんてたかがしれてる)。情報工学的に言うと「シングルタスク」と「マルチタスク」の違いですね。

ちなみに、キーボードを始めたことで、脳の今まで使ったことの無かった部分が活性化してきているのか、気持ち、日常での頭の回転が速くなってきている気が。最初の2~3日は頭が冴えて中々眠れませんでした。

やる気はあるし楽しいし、本当はもっと練習時間をとりたいのだけど、何か時間無いんだよな。この不景気で毎日定時帰りにも拘わらず。普段、定時で引き揚げてどこにも寄り道せず帰宅し、誰とも遊ばない場合のタイムテーブルは、大体以下のような感じです。
19:00 帰宅
 ~  着替え、夕食、休憩
20:00
 ~  RSS消化、ブックマーク記事再読
21:30
 ~  自慰行為
22:00
 ~  筋トレ・柔軟等
22:15
 ~  風呂
22:45
 ~  自由時間
00:30 就寝
ご覧の通り、自由時間が2時間足らずなんですよ。この2時間で読書、音楽・映像作品鑑賞、勉強も行わなくてはならない訳です。キーボードだけに毎日費やせやしません。前述の通り、定時ダッシュ1人ぼっちの場合でこれですので、寄り道したり遊んだりした場合などはさらに減ります。

何か削れそうなものは無いだろうか。一番時間掛かっているのは「RSS消化」ですが。以前は昼休みに一部消化できてたので、こんなに時間掛かってなかったのですけどね。今の職場では業務上必要な場合以外のネット閲覧が禁止(非常に良くないですね。知識が広がらない)なので、こんなに増えちゃったんですよ。さらに、前日に遊んだりして消化しきれなかった場合なんかは持ち越し分もありますので、どうしたってこれくらい掛かってしまいます。
次掛かっているのが「着替え、夕食、休憩」か。う~ん、準備・後片付けもあるので、これ以上の短縮は無理。さらに、何日か毎に洗濯の時間も必要だし。
「風呂」。男で30分は長い方なのだろうか?僕の場合、新品Yシャツの襟が1日で黒ずむ程の脂性なので、人より入念に洗わないとすっきりしない。また、気兼ねなく『しんぼる』丸出しにできるこの至福の時、考え事しながらゆったりしたい。ということで、30分くらいは掛けたい。無理。
「筋トレ・柔軟等」。元々15分しかとっていないので、無理。
「自慰行為」。無理。むしろ、足りない。

2009年8月5日水曜日

Flash更新ダイアログに逢いたくて

ちと古い話になりますが、Flash PlayerとAIRのアップデートが公開されてましたね。

ニコニコ動画やYouTubeでもお馴染みのFlashですが、普通にネットサーフィンしていれば、まぁ1日1回は必ず遭遇します。
RIA(リッチインターネットアプリケーション)の話題で良く出る「Flash VS Silverlight」といったテーマで、Flash派が必ずと言っていい程押してくる「全世界の98%のPCにインストール済み(改めてインストールする手間要らず)」という意見が、普及率の高さを物語っています。

そんな彼ですが、意外とセキュリティ・ホールが多く、割と頻繁にアップデートされています。特に怖いのが、Webページを見ただけでウイルスに感染してしまうというものです。「GENOウイルス」とか呼ばれてますね。怖い怖い。
※Flashに限ったことではありませんが


ところで皆さん、Flash Playerのアップデート通知を見たことがありますか?僕はありません。上記リンク先のブログやニュースをチェックして、毎回手動でアップデートしています。
そもそもアップデート通知機能は付いているのでしょうか?さすがにそれは付いています。98%のPCにインストールされているようなものですから。ただ、アップデートが提供されているかをチェックしにいく間隔が、デフォルト値で「30日」という、信じられない値となっているんです。ウイルス対策ソフトのウイルス定義ファイルが1日に何度も更新されるこの時代に。
出会いのチャンスは30日に1度…前述の通り、毎回手動アップデートしている僕にとっては、アップデート通知に出会うことは、あの子を口説き落とすことよりも困難です。

ということで、一度は通知ダイアログに出会ってみたいという貴方の為に、本日は自動更新間隔のカスタマイズ法を紹介したいと思います。まぁこれって超有名な話なので、ググればわんさか見つかりますが。

1.グローバル通知設定パネル

ブラウザで以下のリンク先を開いてください。ちなみに私、これ知りませんでした。


右から3番目のタブを選択すると、以下のような表示に切り替わり、通知間隔の設定が行えます。ご覧の通り、ここでの限界は7日間です。まだまだ甘いですね。


2.「mms.cfg」ファイルの作成

Windwosの場合、Windowsフォルダ配下のSystem32\Macromed\Flashフォルダに「mms.cfg」というファイルを作成します。ファイルの文字コードは「UTF-8」か「Unicode」を指定してください。


ファイルの中身ですが、以下のパラメータを記述してください。
AutoUpdateDisable = 0
AutoUpdateInterval = 0

パラメータの意味するところは以下の通りです。
  • AutoUpdateDisable
    ・・・自動更新チェックを行うか否か(0:行う, 1:行わない)
  • AutoUpdateInterval
    ・・・チェック間隔(0未満の数値:デフォルト(30日), 0:Flash Player起動時, 0より大きい数値:その数値の日数)
ということなので、AutoUpdateDisableは0とし、AutoUpdateIntervalは0か1としておけば、いつの日にかきっと二人は出会えるでしょう。

※現在のFlash Playerのバージョンを知りたい場合は、以下ページで確認できます。