2009年12月31日木曜日

僕歪年末号 2009~ライフ

実家にも帰らず、日を跨ぐようなイベントも無く、年末年始という名の普通の6連休を満喫中のおもくそです。本日もいつもの土日の如き1日でした。

朝起きて布団を干し、1時間後に黒い雲が広がってきたので慌てて布団を取込み、すぐさまケータイで天気予報を調べると雨の恐れは無しじゃねぇかどういうことだ、数分後再び陽が照ってきたので再び干し、友人から借りた村上春樹の『海辺のカフカ』を読み、スーパーに買い出しに行き、日が暮れたらジョギング、シャワー浴びて録り溜めしていた松本人志の番組を鑑賞し、そして現在PCの前でカタカタやっています。

ちなみに晩飯は年越しそばでもなくお雑煮でもなく、先日作ったカレーでした。これを書き終わるのは恐らく23時過ぎ。それから筋トレしてお風呂に入るつもりですが、この調子だと年明けはチ○ポを洗いながら迎えそうです。

今日のふりかえりが終わったので、今年をふりかえってみたいと思います。

1~3月:鳴門の渦巻きで赤潮発生

ったく新年早々…だがしかし『痔』が『寿』に似ている理由が分かったは収穫だった。しかしこの後も度々発生し、生誕祭の日に肛門処女喪失するハメ…じゃなく羽目になった。ちなみに肛門の中は神経が無いのか知らんが全く痛くはなかった。

7月:ライブ処女喪失、そして俺の曲を聴け!

処女喪失ばっかりで申し訳ない。情けない話ですが、この年になるまでミュージシャンの所謂『ライブ』に行ったことがありませんでした。そこまで夢中になれるミュージシャンがおりませんので。ただ唯一の例外が菅野よう子で、比較的手に入りやすいCDは全て購入しており、マジで天才と崇めているのだが、菅野氏はあんまりライブしないんですよね-。2年前に行われた韓国ライブは手が出なかったし…。
そんな菅野氏、今年5月にベストアルバムを発売。



ファンサイトである『菅野よう子さん ねっとわーく』の管理人さんが「シートベルツ名義ならライブあるかも」と言ってたら、本当にライブ開催決定!初めてのチケット購入は電子チケットぴあを利用、先行予約ですんなり当選、しかも最前列!?よっしゃー!…だがしかし『ライブひよこ』な僕ちゃんは喜びと共に戦きも感じたのでした。ど素人丸出し。アリーナ会場なんだから、最前列なんてたくさんあるだろうが。
そして当日、グッズが先行販売されるとの事なので、昼過ぎの到着を目指して出発。道中は「余った時間何してようかな~」と、グッズ購入はすんなり終わると思っており余裕かましていたのだが、到着してみて「何じゃこりゃー!?」。かなり甘く見ていました。2時間もかかるとは思わんかった。しかもあの日は暑かった!
人生初のライブは最高でした。何たってセンターステージ・バックステージの菅野さんが物凄くよく見える位置。この日の余韻は燻り続け、高校生の時以来、約10年ぶりに楽器に手を出した。ついでに菅野さんの楽譜も購入。



購入してから約半年、今どうなってるかって?…えと、その、現在の僕は、上半身が人間・下半身がこたつのいわゆる『オコタウロス』でして…すいません!完全な人間になったら再開します!弾きたい気持ちはホント持続中なんですけど…

8・9月:Twitterとかぬいぐるみとか

8月は取り立てて書くような事は無いな。あ、そういえばぬいぐるみが今月届きました。プロフィール画像のやつがそうです。
9月は…Twitter処女喪失。もう処女喪失はいいっつーの。冒頭で述べている通り、当初はアカウントだけ抑えて眠らせておく予定だったが、取り敢えず使ってみたら意外と面白いじゃないか。始めてから約4ヶ月、現在のフォローワー数は16。「こっちから一切フォローしないで(要はフォロー返しされるの無しで)どこまで増やせるか」というコンセプトでやっているので、まあこんな少数となっています。当ブログ左上に表示していますので、もしよかったらフォローしてやってください。

10~12月:amazon、錬金術師、新型インフル…

10月以降も特に何も無かったな…仕事が忙しかったし。10月にはamazonにまたしても注文勝手にキャンセルされた。菅野よう子の対談が載った雑誌だったんだけど、そう言えば中古で買うつもりだったのに忘れてた!
11月、今更ですが鋼の錬金術師処女喪失。まだ言うか。リンク先で述べている通り、第1印象は「ベルセルクに似てるなー」
12月、濃厚接触者処女喪失。いい加減アダルトフィルタに引っかかるぞ。まあそんなもん。最後の3ヶ月はとにかく仕事が忙しかった。



2009年、一言で言うと『処女喪失』の年だったとさ。
…てか、普通に生きていれば、『初体験』なんて毎年これくらいあるよな。

僕歪年末号 2009~ワーク

我が輩はプログラマである。市場価値はまだ無い。

IT業界に就職して今年で4年目。4年目ともなればSEという肩書きの元、お客さんとの折衝・交渉を行っているのが一般的なキャリアパスでしょうか。僕は冒頭の通り、未だにプログラマです。まあ間接的にSEっぽいことを行ってはいますが(自社の人間を間に挟んでのお客さんとのやりとりetc)。

冒頭の言葉は半分本気で、半分嘘。
「自分は努力してるし、日々の業務もただ漫然と言われた通りにこなすだけでなく『もっと効率化できないか?』等考えながら仕事をし、開発プロセスの改善を提言する等している。それに比べて周りを見てみろ。他にこういう事している人間いるか?殆どいないだろう。オフショアやらSaaSやらの台頭で淘汰の時代に入ったけど、俺なら大丈夫だろう。SEの仕事も多少場数を踏めばすぐそれなりのレベルに達する自信はある。何よりもこれからも努力していくし!」
と、自分に自信を持っている反面、
「そうは言っても、4年目27歳にしてお客さんとの交渉経験殆ど無し。プレゼン経験も無し。工数見積もり自分の作業分以外は無し。基本プログラミング以下の作業のみ。プロジェクトは短期間でころころ変わるので、『経験豊富です!』と胸を張れる業務知識も無し。仕事の殆どがJava案件であるにも拘わらず、オブジェクト指向プログラミングやテスト駆動開発の適用は皆無。フレームワーク経験は商用のマイナーなやつのみ(俺様フレームワークよりはマシだろうけど)。そんな俺に市場価値なんてあるのか?」
と自信の無い自分もいる。

.NETとかFlexとか、トレンドだったり市場価値があったり、そしてブログのネタにもなりそうな仕事がしたいとずっと思っており、上に希望は出してはいるものの、現実は厳しい…確かに前述の商用FWを深いレベルで理解できている人間は僕しかいないのだけど…

そんな状況でしたが、念願叶って、今年前半は.NET三昧でした。幸か不幸か、この不景気によりお客さんも「お金がないから簡単な所は自分たちでやる」と言いだし、前述の商用FWの仕事が無くなってしまったので(そのFWは内製向け。『オブジェクト指向無くても作れる!』が売り。その為OOP経験を積めなかった)。
最初の2ヶ月はASP.NET 2.0のアプリ。WEBサービスクライアントや、パーシャルクラスによるTableAdapterの拡張等、中級以上?の事も行った。市場価値のある技術なので、それはそれは仕事してて楽しかったです。
それが終わると、次は.NET 3.5のC/Sアプリ。当時としては最新の.NET Frameworkで、うちの会社としても初めての技術。そして何より、要件定義から納品までうちの会社が担当するという、これぞシステムインテグレーションという仕事に、モチベーションはだだ上がり。まあ僕はここでもプログラマなので、担当したのは詳細設計以降でしたが、システム環境のセットアップからリリース作業までを任された。これまでは既に用意された環境で個々のプログラムを作成するだけだったが、セットアップ作業を経験することにより、インフラの視点が少し身についた。プログラミング作業に関しても、ReadOnlyのセルにフォーカス移らないDataGridViewを自作したりと、非常に充実したものだった。

そして2009年後半。まあ、再び商用JavaFWの仕事が始まりましたが…
前半の.NETでの経験でエンジニアとして自信を持ったので、前々から参加したいが自信が無くて二の足を踏んでいた勉強会参加を実行。そして玉砕…世間のレベルは高かった。これを機に再び自信喪失…勉強会参加が再び億劫になる。

気温と共に気持ちが落ち込んだ状態で到来した10・11月。過去最悪と言っていい仕事のやり難さ。情報伝達がテキストファイルに追記て、いつの時代だ!?プログラム品質も悪いし。
でも悪いことばかりではなかった。ある金額を計算するモジュールを一から作り直す作業の担当となったのだが、クラス設計を自由にやらせてもらえたので、継承等オブジェクト指向を使用した(多少の制限事項はあるが)。『オブジェクト指向プログラミングをしないうちはJava初級!』と言われているので、この経験を活かして早く中級に上がりたい。また、実業務では初めてJUnitを使用した。ありがちな話ではあるが前述の計算モジュールは仕様変更が多発したので、JUnitでテストケースを書いておいて本当によかった。これが単体テスト仕様書として見なされれば文句無しなのだが…

12月。再び商用JavaFWの案件。結構でかい。来年後半までスケジュールが引かれている。
僕のポジションはPL。PLといっても『Programmer Leader』ですけど。メンバーにはFWの潤沢な経験者が殆どいないので、彼らを導けとの事。ぶっちゃけ今までずっとそんな感じの事はしてきたので特に感慨は無いが、正式に任命されたのは初めてなので、正直悪い気はしない。まあ『プログラマ・リーダー』自体が正式なものではないですが。
一番モチベーションが上がったのが、今回のプロジェクトでは『Trac Lightning』を使用し、これまで行ってこなかった情報共有・ノウハウ蓄積をしていく事。これまで旧態依然とした非効率な仕事のやり方にうんざりしており、ちょくちょく提言を行っていたのだが、ようやく伝わったようだ。あとは、どれだけメンバーが積極的に使ってくれるかだな…

2009年12月27日日曜日

心頭滅却すればいとおかし

今更だが、録画しておいたM-1グランプリを観た。今年も優勝者は誰か知った上での鑑賞となりました。

感想は大体世間と同じ。
一番面白かったのは笑い飯の一本目の鳥人ネタで、二発目のチョイスからして優勝する気は無かったな(単に在庫切れ?)。
ポイントポイントではハライチの『水色のムック』は良かった。
パンクブーブーは確かに面白くて優勝したのも頷けるけど、正直ネタとしては鉄板な感じでぶっ飛んだものではなく、賞取りに走ったかな(それともあれが彼らのスタンダード?)。



家の棚には松本人志のDVD・本・VHSがビッシリで、日常生活でもよく彼の話をする。そのためか、周りからは『お笑い好き』と思われており、「オススメの芸人いる?」等よく聞かれたり、この時期になるとM-1の批評をお願いされる。その度に僕は「僕が好きなのはあくまで『松本人志』であり、厳密には『お笑い』が好きなわけではない」と言っている。彼のみなのです。いや、厳密には彼の周りの一部も好きですが(板尾等)。でもDVDや番組を全てチェックしているのは松本氏のみ。ていうかテレビは彼の番組以外殆ど観ないので、お笑いに限らず芸能界規模で狭い範囲しか知らない。

そんな僕にとっては、M-1はただの若手のネタ番組なのです。こんなこと言ったら怒られるかもしれないけれど、『エンタの神様』等と同じ位置付け(雰囲気とか芸の種類・質は全然違うのだろうけど。てか観てないからよく分からん)。ごはんにかけるふりかけの違いでしかない。

ところで、M-1放送後は『お笑い評論家』が大量発生し、ブログ等で批評してますね。あれってどうなんでしょう?『お笑い』って分析可能なものなんでしょうか?最も観念的で、最も好みの差が激しいものだと思うので、一般化することは難儀だと思うのですが。鑑賞後の感想+αという感覚なのかな。ところで、中には最初から批評する気でネタを観る人いますね。あれは損してると思う。お笑いは頭空っぽにして何も考えずに観るのが一番ですよ。

ところで、何年か前のM-1でのキングコングのネタが「努力した感が出てて笑えなかった」という意見が多かった。この「努力した感が出てて」ってのもどうなんでしょう?努力した感が出てても面白いものは面白いと思うのだけど。お笑いに関しては「○○だから」→「面白い」というロジックは考えない方がいいと思うんだけどなあ。繰り返しますが、お笑いは何も考えずに観るのが一番です。



そう言えば『しんぼる』のDVDの発売が決定しましたね。批評するつもりもなく『何も考えず』鑑賞した結果、面白くなかったです…。一応買いますけど…


それと、『人志松本のすべらない話 ザ・ゴールデン3』DVDが元日に発売…の筈が、先週末に届いてた。何故だと考えた時、楽天ブックスは先週で仕事納めなのかななんて邪推して落ち込んでみたり。
ていうか、楽天で購入しておきながらリンクはamazonでどうもすいません。

2009年12月23日水曜日

僕歪週中号~『ウイルス』の英単語『virus』って中々覚えられないよね!

バーチャル

自宅のPC環境はiMac(OS X 10.5)+Vistaというデュアルブート環境です。今月上旬、Macのウイルス対策ソフト(Internet Security Barrier X5)の期限が切れた。ならばこれを機会に10.6でクリーンインストールしてみようかと思ったが、この場合Vistaは継続して使えるのか?調べてみたけど確信を持つに至る情報は得られず。ただ一つ、時期的にBootCampはβ版の情報のようだが『認識されなくなった』というのを発見。うむむ、不安だ。まあVistaも約2年使って汚れてきただろうから、両方再インストールしますか。

Vista側のウイルス対策ソフト(カスペルスキー)の有効期限は1月6日なので、この翌日をXデーと決定。それまでMacは、1月以降のウイルス対策ソフトをどうするかの検討も兼ねて、体験版をいろいろ試す事にした。で、調べてみたんですけど、Mac用のウイルス対策ソフトも随分増えましたね。いつの間にか3強(バスター、ノートン、マカフィーでよかったけ?)が出揃ってたんだ。Mac界の治安も悪化してきたんだな…だが、パーソナルファイアウォール機能が搭載されているのはインテゴとノートンだけのようだ。ウイルスバスターはWindowsとMac両方にインストール可能という触れ込みだから機能は同等かと思っていたが、インストールして確認してみたところ、滅茶苦茶少なかった。設定ダイアログのタブ数がたった2つですよ。多ければいいというものではないですけど、セキュリティに関しては何かあった時が怖いので、多い方が安心します。
※まあ長いこと使ってきたインテゴも設定項目は少なかったですが。ていうか、Macのアプリは総じて少ない。

さて1月以降はどうするか。
「病気なんて持ってないから生でいいわよ♡」と誘惑してくるMacちゃん。
よっしゃ!生でいくぞ!と喜び意気込んだものの「本当に大丈夫なのか?何か臭いぞ!?」と挿入直前にビビってしまうチキン野郎、俺。
そんな俺にとっては、アンチウイルスソフトという名の性病ワクチンだけでなく、パーソナルファイアウォール機能という名のスキンも無いと、安心してMacちゃんを抱くことはできない。

と言うわけで、ファイアウォール機能が搭載されている、インテゴかノートンの2つに絞った。で、ノートンは相変わらず評判が悪いので、結局今後もインテゴで行くことにしました。

どうせ再インストールするなら、『Flex Builder』の体験版をMacで(Windows版は既に体験済み)、そしてVistaで『Excpression Blend 3』の体験版を使ってみようかなと思ったけど、こんな不況な昨今なのに、幸か不幸か忙しい。月間残業時間の最長記録を更新する勢い…。

リアル

こんばんは、濃厚接触者のおもくそです。この度、超至近距離で会話した先輩が数時間後に発熱、翌日の検査で見事新型インフルエンザ陽性という運びとなりました。その先輩も同じプロジェクトのメンバーであり、プロジェクトは前述の通り只でさえ忙しい状態だったので、もうホント勘弁してくださいとう状況です。ちなみに、うちの会社は感染者のランクでないと出勤停止となりません。当初は大手企業並のコンティンジェンシープランで、流行地区に住んでいる者は家にいる時もマスクしろとか厳しく、当然濃厚接触者は出勤停止だったのですけど、自宅待機者食わせるだけの余裕などある筈もなく、どんどん緩くなっていきました。で、今回なんか結局マスク着用令発動すら無し。まあウイルスばらまくのは道徳上宜しくないので、言われなくてもしてますけど。

そういえば以前、こんな事がありました。僕の目の前に座っている新人が新型に感染した時のこと。マスク着用令が発動されたのですが、対象者は感染者の島及び隣接する島にいる人間のみ。フロア全員じゃないのかよ。インフルエンザウイルスをミサイル扱いかよ。射程距離の概念かよ。ていうか砲台(人間)は動物だから動き回るってば。
…と思っていたのですが、こんな情報発見。
インフルエンザのおもな感染経路は、飛沫感染と接触感染であり、新型インフルエンザも同様だと考えられています。
空気感染は、重症患者のいる医療現場などのきわめて限定された条件で起こりうると考えられています。

飛沫は、通常空気中で1メートル前後の範囲にしか到達しません。少し幅をとって考えると、1~2メートルの距離、といえます。
そうだったのか。全然知らんかった。でもやっぱり何か間抜けな気が…

ところで、接触翌日のノー残業デイ、うっかり同期と一緒に飯を食いに行ってしまった。その彼、見た目や雰囲気がカンニングのお亡くなりになられた方そっくりで、『ホワイティ』の二つ名を持つ男。しかも、見た目に違わず基礎疾患持ちで、さらに運の悪いことに、今月上旬まで長期入院してて病み上がりの状態。こいつの方が絶対ヤバイ。すまん、友よ!死ぬな、友よ!

2009年12月19日土曜日

Trac発車オーライ

強豪チームに入って「俺たち強豪だわ!」と浸るより、
弱小チームに入って強くしていく方が面白い
~おもくそ

言葉のセンスの無さが光ってますね。こんばんは、おもくそです。
上記は僕を形成している哲学というか価値観の一つです。プロ野球のドラフト会議の時期なんかよく思います。阪神やダイエーが弱小だった90年代なんか特に。FA宣言したベテランや、逆指名確実の大型新人に対して「巨人・中日や西武じゃなくて、阪神・ダイエーに入ってあげて!」と。まあ野球の場合は、本人が子供の頃からどこの球団のファンなのかというのが一番大きいのでしょうけれど。

冒頭の哲学、それと若い頃はぬるま湯に浸らない方がよいという判断に基づき、「就職するなら中小・ベンチャー」と決断・実行し、現在に至っています。で、現状「やっぱ大手に行っとけばよかったかな…」と、ちょっと負けかけてます。というのは、今の会社、冒頭の言葉で述べている『面白さ』の肝である『強くしていく』という文化が殆ど無いんですよ。PDCAとかKPTふりかえりなんて行っている様子が無し。コードレビューもしないからコードに対するフィードバックが無く、コード品質の向上は完全にプログラマ個人の努力に委ねられている。見積もり作業に対しても然り、工数が妥当かどうかのチェックをしてくれず、結局お客さんに幾つで提出したかはプロジェクトが始まってみないと分からない…
※よって、厳密には『大手』がよかったと思っているわけではない。
※昨年度1度だけKPTふりかえりを行ったことがあったが、それっきり。短いスパンで定期的に行わないと意味が無いのに。ていうか、その時の決定事項が何一つ実行されていない事には、協力会社の人達も呆れていた…

とは言うものの、自分で選んで入った会社だし、愚痴ってばかりで何も変えようとせず逃げるだけなのは駄目だ。そう思い、『カイゼン』の提言をちょくちょく行ってきたのだが、この度ようやく一部が実を結んだ。次のプロジェクトでは『Trac Lightning』を使用し、Wikiを利用して開発情報の共有、技術ノウハウの蓄積をしていきましょうという事が決定。今時この程度の事はどこでも行っていることでしょうが、うちにとっては大いなる進歩なのです。でもタスク・スケジュール・QA管理は従来通りExcelなんですが…。それらは「仕事の遣り方を一気に変えると混乱する」ってことで見送りになってしまいました。しかし、次のフェーズではTrac化していこうという流れなので、まあ良しとしましょう(何様)。

もっと言うと、我が社の上得意であるそのプロジェクトのお客さんは、仕様を中々決めてくれない&やっと決めても変更多発なお客さんなので、ウォーターフォール捨ててアジャイルにしたい所ですが。
あと、個人的には『Trac』より『Redmine』で行きたかったかな。世間的にもこっちの方が評判良いし、PythonよりRubyの方が簡単そうだし(ちなみに現状どちらの言語も使えません)。まあ『Trac Lightning』の方がインストール・設定が簡単だからしょうがないか、と思っていたら、こんなのあったのか!:RedmineLE

ちなみにこのプロジェクト、以前のエントリで述べたやつです。商用フレームワークという事もあり、Web上にノウハウは記載されていない。で、そのプロジェクトでは、潤沢なフレームワーク経験者は僕只一人。しかも、4年以上扱っておきながら、会社レベルでノウハウが蓄積されていない。そしてメンバーの中では僕が一番若い。この場合、今までの業務経験鑑みるに、遠慮せずに質問乱発してくる&同じような質問が別々のメンバーから飛んでくる事は必至。なので、『質問者は、質問した内容をチケットに記録する』『質問する前にチケットを検索する』という規約を設けようと思っています。チケットの分類を『技術情報』とかにして、ノウハウとして蓄積していこうと。チケットの使い方間違ってる気がするし、Wikiに直接書かせればいい話なんですが、Wiki編集するのはさすがにちょっと手間かなと(別に難しいものじゃないですけどね…)。チケット登録なら直感的でお手軽だし、取り敢えずはこれで行こうと思っています。切りのよいところで、Wikiに移すと。

それに、チケットの数はメンバーの評価指標としても使えますし。
多すぎる人間は単純にスキル不足orろくに調査・熟考していないと見なし、別途フォローor鉄槌。
体感質問数>チケット数の場合は、規約を守っていないということで鉄槌。
その他のチケット数少ない人は、質問せずとも自力で解決出来る人=優秀ということなので、質問対応を一部手伝って貰う。
チケット数少ない人の中には、或いは自力で解決できないけど質問しない=問題放置中という人もいるかもしれないので、進捗やその時点での成果物等をちゃんとチェックする…etc。



こんなことを同期と話していたら、「『質問・回答を登録するのはお前がやれ!お前が言い出したことなんだから』って言われるんじゃねぇの?」と言われた。あー…あり得る。
よくよく考えてみたら、『質問とその回答をメモする』という事すらされていない気がしてきた。何度か思い当たる節がある。メモを記録しておく媒体を、紙・ローカルPC内の電子ファイルからチケット・Wikiに移すだけだから、殆ど手間は増えない(使い方覚える最初だけ)からそんなに反発は無いかなと思っていたけど、『そもそもメモを取らない』という、失格社会人にとっては、単純に手間が増える事となり、反発してくるかもしれない…

さて、どうなることやら。

2009年12月12日土曜日

[Java]Calendarクラスは可変オブジェクト

StringやBigDecimalオブジェクトといった所謂『不変オブジェクト』を使っていて、「値が変わらない!」と嘆いたことは、大抵1度くらいは経験した事があると思う(ベテランになってもたま~にやってしまう…)。特に、C言語のポインタの例でよく出てくる、以下のように引数の値を変更する例。

メソッド呼出元の値をメソッド内で書き換えるという作りは宜しくないと思うので、この『不変オブジェクト』という概念はナイスだと思います。引数をメソッド内で弄り倒しても、呼出元の値は何の影響も受けない。
そういうわけで、不変オブジェクトに慣れてくると、何の躊躇も無しに引数をメソッド内で弄り倒してしまいがちです。しかし、『不変オブジェクト』と言われる以上、当然『可変オブジェクト』も存在します。この可変オブジェクトを不変オブジェクトと同じ感覚で弄り倒してしまうと、後で血ヘドを吐く事になりかねませんので、注意が必要です。はい、先月の僕がそうでした(いや、すぐに気付きましたけど…)。

先月の僕が遭遇した可変オブジェクト、それはCalendarクラスです。Calendarインスタンスを引数で渡し、引数と同じ年月・日付はその年月の月末日であるCalendarインスタンスを返すというメソッドを作成しました。初版のソースは以下。


ホント馬鹿です。正しくは以下でした。


不変オブジェクトと可変オブジェクトの見分け方は、そのインスタンスの値を弄くるメソッドの戻り値の有無で大体判別できると思いますが、どうなんでしょう。ていうかドキュメント読めって話ですが。

戻り値有り:不変オブジェクト
戻り値無し:可変オブジェクト


※「値を弄くる」ことができないのが不変オブジェクトなので、上の言い方は適切ではありませんが…

いやはや、前回のBigDecimalといい、4年目にして今更こんな事言っているようじゃ、やっぱり俺まだまだ初級だわ。細かい処理がラッピングされた、某フレームワークのライブラリでばかり組んできたので、基本が抜けてしまっている。フレームワークの功罪というやつか?(勉強不足と言われたら、返す言葉も無いですが…)

おまけというか個人的メモ

月末日付取得
getActualMaximumを利用。Calendar.DATEを引数に指定する事で、その年月が取り得る日付の最大値、つまりその年月の月末日付を返す。使い方は上の例を参照。
日付間日数取得
Calendarオブジェクトが内包しているDataオブジェクトを利用する。Date#getTime()で1970/1/1 00:00:00(GMT)からのミリ秒数を取得できるので、これの差分を日単位に変換すればよい。尚、Date#getTime()の戻り値long型。

[Java]BigDecimalクラス 小数値生成時の留意事項

指定した値のBigDecimalオブジェクトを生成する場合は、以下のようにコンストラクタの引数に値を指定するわけですが

小数値を指定する場合、以下のように数値で渡してしまうと、2進数で表現できない値の場合は誤差が発生してしまいます。

誤差発生を防止するには、文字列として渡さなければならない。

おまけというか個人的メモ

BigDecimal同士の値比較にはcompareToメソッドを使用する。
文字列で比較するequalsと異なり、compareToは値で比較するので、例えば10と10.0は等しいと見なされる。

2009年12月6日日曜日

僕歪週末号~@にまつわるエトセトラ

エトセトラその1 AD

うちの会社の社内システム環境にActive Directoryが導入された。同時に監視ソフトも各端末にインストールされた。これまでは、協力会社の方々が「こんな緩い会社は見たこと無い!」と驚かれる程のゆるい環境。僕は客先常駐が殆どだったので、客先環境のセキュリティと比較してみると、そのゆるさが本当に実感できた。一応IPAのセキュリティ資格持ってる身なので、こんなんで大丈夫か?といつもハラハラしてましたよ。

とにかくこれから、ウィンドウを開いたり閉じたりといったレベルの操作まで監視されることになる。正直いい気はしないが、別に監視されて困るような事はしていないし、何よりこれでサボり野郎は確実に減るだろうから大いに結構。

ただ…やっぱり今までより確実にやりにくいな。ドメインアカウントには管理者権限は与えられておらず、ちょっとしたツールをインストールして試したりとか、デフラグすら自由に行なえない。

そしてPCの動作が確実に重くなった。何かしょっちゅうガリガリいってる。
ログオンもすごい時間がかかるし(特に始業5分前頃)。
ていうか、ログオンアカウントの末尾に一々『@ドメイン名』付けなきゃいけないのだけど、これって省略できなかったっけ?ログオンダイアログの下部の『ログオン先』でドメイン指定すれば、一々付けなくてもよかったような。少なくとも僕が今まで触れたAD環境では、『@ドメイン名』付けなきゃいけないとこは無かったけど。管理者の知識不足か?まあ俺も知識不足なので何も言えないが。

てか、プロキシは相変わらず無しなのか…
追記
ログオンアカウントのドメイン名省略はやっぱり可能でした。
ただ、我が社ではアカウント名のフォーマットが『名.氏』なのですが、『.』は省略する必要がある。
豆知識
Windowsではログオン・ログオフ
UNIX系ではログイン・ログアウト

エトセトラその2 AV

ファイルサーバー上の、僕の所属するグループのフォルダの配下に『個人フォルダ』というフォルダがある。グループメンバーの氏名の名称のフォルダがずらーっと並んでおり、個人資料はそこで管理することになっている。で、フォルダをウィンドウで開くと、フォルダ名でソートされた状態、要は苗字でソートされた状態で一覧表示される訳だが、僕の苗字ではどうしても真ん中辺りに表示されてしまい、探すのにちと苦労する。ある日、その煩わしさを解消する方法を思いついた。フォルダ名の先頭に『@』を付けるのだ。『@』で始まる苗字の人間なんていないので、必ず先頭(or末尾)に表示される。これで俺もライフハッカー。

で、それを見つけた後輩が「そんな名前の巨乳女優いますね~。」と一言。
あーはいはい。目がちょっと離れてるあの娘ね。あの娘の乳は、もろ俺の好みなんだぜ。

私の名はおもくそ。
映画DVD所持数、5。
エロDVD所持数、64。
豆知識
私の映画DVDの内訳は、『大日本人』『イデオン』×2『逆シャア』『F91』です。
ちなみに、松本人志関連のDVDはコンプリートしている。
松本と富野とエロが好きなのです。